快適な運転を楽しむために、車のシートカバー選びにもこだわりを持ちたいものです。使われる素材によっても、シートの心地良さや快適性は異なります。こちらでは、シートカバーの素材として使用される「天然皮革」と「合成合皮」のそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。
天然皮革ならではの風合い・肌触りの良さが魅力の高級素材です。使い始めは少し硬いように感じますが、使い続けるうちに柔らかくなり、身体に馴染むようにフィットしてきます。使い込むほどに革の風合いが増してくるので、経年変化の深い味わいをお楽しみいただけます。 また、アレルギーのある方には天然革を使用したレザーシートをおすすめします。革張りシートはホコリやダニがつきにくく、表面のホコリやゴミであれば掃除機で簡単に吸い取る事ができます。
「ポリウレタン」「フェイクレザー」「ネオレザー」などと呼ばれる合成合皮は、本皮のような重厚な存在感と安価で多彩な色やデザインが楽しめるとあって近年、急速に普及しました。
PVCの合成合皮は撥水性に優れており、水分や汚れには強いというメリットもあるので、小さなお子様のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。また、カビが発生する心配も不要です。合皮の肌への張りつきが気になる方は、通気性のよいPU(ポリウレタン)を選ぶと良いでしょう。